【全7ステップ】AIライティングを使ったブログ作成手順を公開

  • AIライティングを使ってるのに、意外と効率化できない
  • AIを使っちゃうと、どれも似たような記事になっちゃう
  • AIに何をさせたらいいのかわからない

そんなあなたのために、
本記事では、AIライティングを使ったブログ作成フローを7ステップで解説します

AIライティングの使い方に悩んでいる人はもちろん、これからAIを活用してみたいと考えている人にもわかりやすく書いています。この記事を参考に、AIを使って良質な記事を量産しましょう。

目次

AIライティングを使ったブログ作成手順

AIライティングとは、人工知能(AI)を利用して文章を自動生成する技術のことです。キーワードやテーマを入力するだけで、AIが文章を生成してくれます。圧倒的な文章生成速度と質の高さから、ブログ投稿やコンテンツ作成などの業務効率化に役立つツールですよね。

ChatGPTが大きな話題になったことで、ブログにAIを利用する人も徐々に増えてきました。しかし一方で「なんか上手く使えないな」と思って、利用を諦めてしまう人もいるようです。

この記事では、AIライティングを使ったブログ作成手順を7ステップにまとめました。この手順を把握することで、使い方に不自由しない、効率的なブログ作成を実現できます。

7ステップは以下のとおりです。

キーワードとテーマの選定|記事の方向性づくり

キーワードとテーマの選定は、ブログには欠かせません。キーワードはSEOに使用され、テーマはブログ内容の決定に必要です。これらは相互関係のようなもので、キーワードを選択することで、テーマも決まります。

キーワードとテーマを簡単に説明すれば、このように言い表せられます。

  • どんな悩みを抱えている人に(キーワード)
  • どんな解決方法を提示するか(テーマ)

このようなキーワードとテーマの選定にはAIを活用できます。

まずはブログやトピックに関連するキーワードを見つけましょう。

キーワード発見には以下のサイトがオススメです。いずれも無料で利用できるので、自分に合ったツールを利用しましょう。

次に、AIライティングツールにキーワードを入力して、関連するテーマを生成させます。

例:「一人暮らし 電気代」
  • 一人暮らしで電気代を節約する方法
  • 単身者の平均的な電気代
  • 家電を買うときに光熱費を安く抑える賢いアイデア

Catchyで生成

生成されたテーマから、自分のブログに合ったものを選択することで、キーワードとテーマの選定が完了します。

記事の構成|AIライティングで一番大事

「キーワードとテーマの選定」で悩み(キーワード)と解決方法(テーマ)がわかったら、いよいよ記事の構成に取り掛かりましょう。

記事の構成には以下のようなものが挙げられます。

  • タイトル
  • 見出し(H2)
  • 小見出し(H3)

タイトルはテーマをキャッチーに表現したものが望ましいですね。
そしてタイトルの要素を分割したものが見出しになります。
その見出しをさらに分割すると小見出しになります。

実はこうした記事の構成がAIライティングでは最も重要です。

タイトルや見出しは、AIに「こんな記事を、こんな順番で書きたいんだ」と伝える指示書の役割を担います。そのため記事構成が拙いと、その後の記事本文も拙い内容になってしまったり、当たり障りのない誰にでもかけるような記事になってしまいます。

もう一度いいます。
記事の構成がAIライティングでは最も重要です。

そのことを踏まえて、タイトルや見出し作成に移りましょう。

タイトル設定

まずはタイトルから決めましょう。

ここで決めたタイトルは暫定的なものとして、最後の推敲で調整することとします。

タイトルは次の手順で考えましょう。

STEP
競合サイトのタイトルを調べる

競合サイトを比較しつつ、書かれている要素や逆に書かれていない要素を抜き出します

STEP
タイトルにキーワードを含める

次にキーワード含めつつ競合サイトのタイトル要素を取捨選択します。

STEP
独自性を持たせる

最後に検索ユーザーへのアプローチのために、競合サイトとは異なる視点やユニークなアイデアを盛り込みます

実はAIライティングでもタイトルを決められます。しかしAIは競合サイトをあまり考慮できずにタイトルを生成してしまうんですよね。また、逆に競合サイトのタイトルに引っ張られすぎてしまうこともあります。

面倒でも必ず自分で競合調査を行ってからタイトルを決めるようにしましょう。

上の手順で次のようなタイトルを考えてみました。

例:「一人暮らし 電気代」
  • 節約術7選!一人暮らしの電気代平均よりグッと安く抑えるコツとは?
  • 一人暮らしの電気代の平均金額を徹底調査 | 節約のコツも紹介
  • 【電気代高騰中】一人暮らし向け省エネ家電と使い方のコツ

見出しと小見出し

見出しと小見出しは構成において、何を・どの順番で・どれくらい説明するのかを決める上で欠かせません。

STEP
競合サイトの構成を調べる

競合サイトを調査し、どのような構成を取っているかを分析します。ラッコツールズといった見出し抽出ツールを用いると手軽に構成を抜き出せます。この分析では、どんなトピックを扱っているのかを整理します。

STEP
AIライティングで仮の見出しを立てる

次に、AIライティングで仮の見出しを作ってしまいましょう。タイトルが決まっていると、見出しもおのずと決まるものです。AIに何例か見出しを作ってもらい、しっくりくるものを選びましょう。

STEP
競合サイトの要素を取捨する

競合サイトの見出しを見ながら、取り入れた方がいい要素があれば追加しましょう。検索上位10サイトのうち3サイトが触れているトピックは追加してください

STEP
あなたの独自の視点を盛り込む

競合サイトの見出しだけを取捨選択していても、競合サイトの焼き増しにしかなりません。見出しにはあなたの意見・アイデアが色濃く反映されている箇所を加えましょう

STEP
読みやすい構成に整える

構成を考える際には、見出しを適切な順番に並べることが大切です。改めてキーワードとテーマを確認して、読者の悩みの深度、何を知りたいのかを意識して見出しを並び替えましょう。また、どうしてもテーマとズレていると思えた見出しは思い切って捨ててしまいましょう。

STEP
小見出しで区切りを作る

最後に見出しの内容をいくつかの小見出しにわけましょう。読者の内容理解の助けになる上、その後のAIの文章生成を助けてくれます。

例:「一人暮らし 電気代」

タイトル「節約術7選!一人暮らしの電気代平均よりグッと安く抑えるコツとは?」

  1. 一人暮らしの電気代平均は6,807円!
    1. 電気代は地域で異なる
    2. 電気代の内訳
    3. 電気を1番使う家電は?
  2. 電気代を抑える7つのコツ
    1. LED電球に切り替える
    2. 使わない家電はコンセントから抜く
    3. 家電の代替手段も使う
    4. エアコンの設定温度を見直す
    5. 窓用の断熱材を利用する
    6. 省エネ家電を購入する
    7. 電力会社を見直す
  3. おすすめ新電力会社
    1. ○○エナジー
    2. ○○でんき
    3. ○○電力
  4. まとめ

文章の生成|AIを使えば数十秒

いよいよAIライティングの本領発揮です。文章生成に移りましょう。

ここまでで以下のことを決めてきました。

  • キーワード
  • テーマ
  • タイトル
  • 見出し
  • 小見出し

これらは記事の骨格です。骨格が決まっていれば、AIライティングで高い精度の文章を生成できます。

AIライティングツールにタイトルや目次、記事のおおよその内容を入力しましょう。たとえばCatchyであれば数秒~数十秒待つだけで文章を生成してくれます。

生成された文章をざっと目を通し、内容が妥当か確認しましょう。次のステップで文章の修正を行いますので、細かな表現には目をつむり、論の展開がしっくり来るかを評価します。

納得できるまで何度か生成を繰り返すのをオススメします。

文章の修正|リライトで文章に息を吹き込む

文章の生成が終わったら、次は文章の修正に移ります。

この段階では、AIライティングが生成した文章を手作業で修正します。また、この時には装飾は施さず、文章の修正のみに取り組みましょう

修正のポイントは以下の通りです。

それぞれ解説します。

正確な情報へ修正する

AIライティングで生成された文章は、間違った情報や古い情報が含まれている場合があります。

記事において情報の正確さは最重要です。

たとえば「『ドラえもん』は藤子不二雄Aが描いたマンガです」という表現があれば、どれだけ素晴らしい記事であっても0点でしょう。※正しくは「藤子・F・不二雄」ですね

まずは記事の内容が正確かどうかを確認します。特に固有名詞数値に注意して確認します。必要であれば修正し、情報のソースも記載しましょう。

また見落としがちなのが専門用語の使い方です。医療や法律の分野では専門用語が多くなります。微妙な日本語のニュアンスまでAIはカバーしていません。

正確な情報はブログには必要不可欠です。読者の信頼を得るためにも丁寧に確認しましょう。

不自然な表現を修正する

人が書いた文章に比べて「おや?」と思う表現がAIライティングには散見されます。

自然でない表現や、誤記、難解な箇所があるだけで、読者には読み進めて貰えません。

読みにくい文章の特徴としては以下が挙げられます。

  • 文章の構造がめちゃくちゃ
  • 一文がだらだらと長い
  • 逆に一文が簡潔すぎて分かりづらい
  • 同じ表現が繰り返し出てくる
  • 文末表現がバラバラ

これらを意識してリライトすることで、読者との距離をグッと縮められます。

自分の文体に修正する

文体はひとりひとり違います。それはあなたも同じこと。

AIライティングで生成された文章は、機械的だったり冷たい印象を与えてしまいます。そのため、自分の文体に合わせて、より自然で読みやすい表現に変える必要があります。

たとえばAIが生成した文章に「なんか違うなぁ」と感じたら、自分の文体に合わせて書き換えちゃいましょう。

  • 文章生成:これは革新的な手法だ。
  • リライト:これは画期的な方法です。

「文体」と聞いてピンと来ない人は、「自分だったらこう書くのに…」という勘に従って書き換えましょう。自分の得意な表現やフレーズを活用することで、読者に親しみやすい文章に仕上げることができます。

データを追記する

先に「正確な情報へ修正する」ことを紹介しましたが、AIが書いてくれなかったデータを書き加えることも忘れちゃいけません。

  • 商品やサービスの具体的な詳細
  • 最新の研究データ
  • 自ら集計したデータ

このような、いわゆる「データ」はもちろんですが、あなたの体験そのものも大事なデータです。

  • 商品を使ってみてどうだったか
  • そのお店で何の料理を注文したか
  • 旅館までの道中に何があったか

AIライティングはこれらのリアルなデータを書いてはくれません。あなたの体験を書き加えることで、より記事に信憑性が出ます。

AIが書いてくれなかったデータにこそ、オリジナリティが出るんです

具体例を追記する

具体例があるだけで理解が捗りますよね。歴史の授業で、現代にたとえて解説してくれたら「なるほど!」と納得できるアレです。

具体例には「理解を助ける」という効果の他に「自分事として考えられて親近感が湧く」という効果もあります。

一方AIライティングは、あくまでもデータやルールに基づいて文章を生成するため、具体的な例や経験談を交えてくれません。そのため具体例を追記することが重要なのです。

「具体例を作るの苦手だな」という人は、以下の視点を参考にしてみてください。

具体例を作るヒント
  • 擬人化する
  • 学校生活に置き換える
  • 食事に置き換える
  • マジカルバナナ(連想ゲーム)
  • 抽象化して考える

感情を追記する

AIの文章に冷たさを感じてしまうのは、文章表現だけでなく、感情を書いてくれないからということも挙げられます。

もちろん専門的な論文やレポートを書く場合は、執筆者の喜怒哀楽なんて入れてはいけません。しかしブログはもう少し親しみやすくあるべきですよね。執筆者の感情が垣間見れると、文章に親近感が湧いたり、興味を揺さぶられたりします

感情を追記すると言っても、感情を盛り込みすぎると「それってあなたの感想ですよね」と思われてしまいます。いわゆる日記ブログですね。

感情を追加するポイントは次の通り。

感情を追加するポイント
  • 「 」で台詞にしてみる
    • 例:「ちょっと難しい」と思われるかもしれませんが〜
  • 「!」や「?」を使う
    • 例:睡眠不足の一因はマットレスにあります!
  • 文章をあえて崩す
    • 例:良好な親子関係にはスキンシップが必要なんです。

これらの小さなワザを使うことで「なんか読みやすいな」と思って貰えちゃいます(こんな感じで使います)


以上、駆け足気味でしたが文章を修正するポイントでした。

あらためて文章修正のポイントを上げると、次の6つです。

これらを用いて、AIの文章に息を吹き込みましょう。

画像の選定|画像で記事を華やかに

ブログに画像があるだけで華やかになりますよね。これはAIライティングの文章にも言えることです。むしろ機械的な印象を抱かせがちなAIライティングだからこそ、画像が必要なんですよね。アイキャッチや見出しごとに画像を設定することで、読者が記事に親しみやすくなります。

画像の選定には以下のポイントを押さえましょう。

  • 関連性が高い画像を選ぶ
  • 画像のサイズや形式を適切に選ぶ
  • 画像のキャプションを適切に付ける

できることならオリジナル画像を使うべきです。しかしAIを用いているとどうしても記事数が多くなり、オリジナル画像の作成が間に合わなくなる場合もあります。

画像に手が回らない時は、フリー画像を活用しましょう。O-DANなどのフリー画像サイトでは高品質な画像が多くあります。

いずれも無料で利用できますので、手早く画像を見つけましょう。

あるいはStable DiffusionやMidjourneyといった画像生成AIを使うというのも面白いですよ。

(別の機会に記事をまとめます)

画像を選べたら、次に移りましょう。

文章の装飾|視覚的な文章リライト

次の2つの文章を読んでみてください。

効果的なプレゼンを行うには、まずスライドには文字を多く使わないようにすることが肝心です。そしてスピーチに合わせてスライドを進めて、聴衆に向けて、手振りや視線でアピールするようにしましょう。

効果的なプレゼンを行うためには、以下のポイントを押さえましょう。

  • スライドには文字を多く使わないようにする
  • スピーチに合わせてスライドを進めるようにする
  • 聴衆に向けて、手振りや視線でアピールする

文章の内容は変わらないのに、後者の方が読みやすいと感じませんか?

このように視覚的な装飾を施すだけで、読んでいる時のストレスを軽減できます。AIの文章は、装飾という観点でも無骨です。だから読みやすい文章のためにも装飾が欠かせないんです。

ひとことに「装飾」と言っても多くの方法があります。

  • 太字
  • 文字色変更
  • マーカー
  • 文字サイズ変更
  • リスト
  • ふきだし
  • 背景色
  • 図表

これらをうまく組み合わせてブログを華やかにしましょう。

ここで肝心なのが「どんなタイミングで装飾するのか」です。

大事なポイントを目立たせたいときはもちろん、スマートフォンで見た時に画面が文字だけになっている時にも装飾を活用しましょう(けっこう見落としがちです)。

きれいな装飾を行いたいなら、使用するブログテーマも重要です。有料ブログテーマはデザインが洗練されているものも多く、使える装飾ツールも豊富です。またカスタマイズなしの状態なのにデザインが整っていることもポイントですね。

もしも無料テーマを使い続けているのであれば、SWELLやJIN:Rなどのデザインの良いテーマの利用も検討しましょう。

記事の投稿|パーマリンクも数秒で

いよいよ最後ですね。最終ステップは記事の読み直し各種設定記事の公開です。

まずは完成した記事をざっと読み直して、スペルミスや文法の誤りがないか確認しましょう。本文だけでなく、記事中の図や見出しにもミスが含まれたりしますので、上から順に念入りに念入りに確認します。

次にタイトルを作り直します。当初よりも記事の方向性が変わっているようであれば、適切な形に整えましょう。

最後にパーマリンクやディスクリプションの作成ですが、これらはAIで簡単に作成できます。試しにChatGPTにタイトルと目次を打ち込んで、「パーマリンクとディスクリプションを作成して」とお願いしてみましょう。

パーマリンク:https://ja.chatgpt.com/blog/electricity-saving-tips-for-living-alone
ディスクリプション:一人暮らしの電気代を平均よりも安く抑えるための7つのコツを紹介します。LED電球の使用や使わない家電のコンセント抜き、省エネ家電の購入など、実践しやすい節約方法が満載です。また、電力会社を見直す際には、おすすめの新電力会社も紹介しています。

生成されたパーマリンクとディスクリプションを適切に編集してしまえば……はい、ブログ記事の完成です!おめでとうございます。

まとめ

この記事では、AIライティングを使ったブログ作成の7ステップを紹介しました。

もう一度7つの手順を振り返ってみましょう。

現在はまだ100%をAIに任せたブログ記事作成は出来ません。しかし、AIを上手く活用することで、自分一人だけで記事を書くよりも数倍早く記事を公開できます。

ただし、AIを使うのはあなただけではありません。ChatGPTやNotion AIの登場により、今後は誰しもがブログにAIを活用するでしょう

ここで重要なのが他との圧倒的な「差別化」です。

差別化とは、他のブログとは違った特徴や魅力を持ったものを意味します。AIだけに頼った記事は、どれも似たような読み心地になってしまいます。

そこで差別化のために以下を心がけましょう。

  • 1次情報を提供する
  • 独自の観点を持つ
  • 専門的な知識を活用する
  • 自分自身の文体を採用する
  • 独自の画像や動画を使う

特にコンテンツそれ自体の独自性は、今後のブログに置いて最重要となってくるでしょう。差別化についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

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この記事を通じて、AIライティングを使ったブログ作成のノウハウを理解してもらえたのなら幸いです。

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